ロシアは、米国が世界保健機関(WHO）から脱退する意向を示したことに遺憾の意を表明しました。モスクワは、世界が新型コロナウィルスの感染拡大に対し協力して取り組む必要があるときに、ワシントンは、保険医療分野における国際協力の枠組みに打撃を与えた、と述べました。米国のドナルドトランプ大統領は、新型コロナウィルスへの対応に関して、アメリカがWHOとの関係を終了することを強調しました。トランプ大統領は、WHOを中国の操り人形だと非難しています。WHOから脱退する動きは、昨年末中国の武漢市で最初に発生した新型コロナウイルスの流行に関連し、ワシントンと北京の間で緊張が高まるにつれて現れました。ロシア外務省報道官、マリア・ザハロワ氏は、5月31日日曜日のタス通信が報道したように、世界的な感染拡大の中で各国が協力して戦う必要がある時に、ワシントンは保険医療分野での協力や国際的な合法性に打撃を与えたと述べました。
