オーストラリア政府は月曜日、2021年1月に アストラゼネカによって製造される 効果が見込まれる COVID-19ワクチンの初回分を受け取ると発表しました。この国の 新型コロナウイルスのレッドゾーン地域における 1日の 新しい感染者数は、この10週間 低いレベルにあると 報告されています。スコットモリソン首相は、オーストラリア政府はアストラゼネカとオックスフォード大学が 開発中のCOVID-19ワクチンを製造するためにCSL Ltdと製造協定を結び、また 2021年1月と2月に380万回分のワクチンが送られて来るだろう と述べました。AZD1222として知られている アストラゼネカのCOVID-19ワクチンは現在、英国、ブラジル、南アフリカで最終段階の臨床試験が 行われています。オーストラリアは、8月に アストラゼネカのワクチンを購入すると発表したましたが、CSLが独自のワクチンの製造を優先すると 述べたため、この合意には疑念が ありました。CSLは、深刻な病状を 治療および予防するための製品を研究、開発、製造、販売するバイオテクノロジー企業です。CSLはオーストラリアを拠点としています。一方、アストラゼネカは英国を本拠地とするイギリス-スウェーデンの多国籍製薬およびバイオ医薬品 会社です。