パソナインドネシアです。今日は、北スマトラ州の料理DALI NI HORBOをご紹介します。
チーズは、ヨーロッパで有名な乳製品の1つです。ヨーロッパで有名ですが、インドネシアにも、地元で作られたチーズ製品もあります。南スラウェシ州のエンレカンからのダンケの他に、北スマトラ州のタパヌリからのダリ・ニ・ホルボもあります。バタク語で「ダリ」は、ミルクを意味し、「ホルボ」は、水牛を意味するので、水牛のミルクを意味します。そして確かに、この食品は、水牛のミルクから作られています。水牛のミルクを処理する伝統は、バタク族の祖先によって行われてきました。ダリ・ニ・ホルボまたは他の名前バゴット・ニ・ホルボは、バタクの人々の日常のメニューになっており、家庭料理のメニューの1つです。
ダリ・ニ・ホルボを作るために、水牛のミルクは、搾乳され、保存料や化学元素を使わずに伝統的な方法で処理されます。搾乳後、ミルクは、10分間沸騰させます。次に、パイナップルジュースとパパイヤの葉を追加します。この方法は、魚臭さを減らしながらミルクを濃くするのを助けるために行われます。ミルクが沸騰すると、上に浮かんでいる泡が分離し、ミルクがゆっくりと濃くなり始めます。沸騰後、ダリ・ニ・ホルボを冷やして食べる準備ができます。
よく火(ひ)を通した後(のち)のダリ・ニ・ホルボは、豆腐のように白くてしっかりしていて、乳白色の香りが強いです。このダリまたはバゴット・ニ・ホルボは、熟成過程を経ているため、そのまま食べることができます。しかし、このバタク・チーズは、アルシク・スパイスで調理するとさらに美味しくなります。アルシクは、典型的なバタク料理の「アンダリマン」でも使われている、バタクの典型的な調味料です。いつか北スマトラを訪れるたら、トバ湖、サモシール島、タルトゥン、パラパット地域の観光地や北スマトラの伝統的な市場でダリ・ニ・ホルボを見つけることができます。価格も手頃な価格で、1個あたり5000ルピアから15000ルピアまでです。
これで、パソナインドネシアを終わります。明日も、他の素敵なトピックで、またお会いしましょう。