Friday, 07 January 2022 10:57

西スマトラ州のTARI PASAMBAHAN(パサンバハンダンス)

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パソナインドネシアです。今日は、西スマトラ州のTARI PASAMBAHAN(パサンバハンダンス)をご紹介します。

パサンバハン・ダンスは、西スマトラ州の様々な地域で発展した伝統的なミナンカバウのダンスの1つです。この踊りは、歓迎の挨拶とゲストへの敬意の表れとして、歓迎式典で行われます。また、パサンバハン・ダンスは、新郎新婦を迎えるために結婚式でもよく行われます。主賓または花嫁が部屋に入るとき、ダンサーたちは通常、特大の傘を持って、敬意の印として主賓または花嫁を彼らの席まで覆います。

パサンバハン・ダンスのダンサーは、一般的に女性です。彼女たちは、アクセサリーと頭飾りでカラフルな服装をしています。彼女たちはまた、伝統的なミナンカバウの楽器、すなわちタレンポンとゲンダンの伴奏に合わせて優雅に踊ります。タレンポンは、ミナンカバウ族の典型的な伝統的な打楽器です。タレンポンは、真鍮または木でできています。形は直径1517.5センチの丸形で、下部には穴があり、上部には、直径5センチの突き出た円があります。

パサンバハン・ダンスが行われた後、イベントは、ゲストにカラノというお盆に入れたキンマの葉をもてなすことで続行されます。結婚式の際には、キンマの葉は、側近の代表として新郎に与えられます。カラノのキンマの葉は、通常、新郎新婦の両親にも提供されます。これはミナンカバウ人のもてなしの象徴であり、ミナンカバウ人が受け入れ、訪れるゲストとの友情を築きたいと願う象徴でもあります。パサンバハン・ダンスは、かつては歓迎のダンスとしての高級なダンスでした。しかし、今ではその機能が変更されています。このダンスは、ゲストを歓迎するだけでなく、エンターテインメントショーとしても使用されています。

これで、パソナインドネシアを終わります。明日も、他の素敵なトピックで、またお会いしましょう。

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