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Monday, 22 January 2018 09:48

西カリマンタン州のJONGGANダンス

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西カリマンタン州のJONGGANダンス http://www.kamerabudaya.com/2016/12/tarian-jonggan-tarian-tradisional-dari-provinsi-kalimantan-barat.html

パソナインドネシアの時間です。今日は、西カリマンタン州のJONGGANダンスをご紹介します。この放送は、9525Khz短波放送だけでなく、voinews.id/Japanese でも聞くことができます。

カリマンタンは、大変広い島であり、この島に住む各部族の多様な文化と伝統があります。現在まで行われている伝統の一つは、ダヤック・カナヤン族のJongganダンスです。

Jongganは、西カリマンタン州の伝統芸術の一つで、ダヤク社会の喜びと幸福(こうふく)描(か)いています。このダンスは、西カリマンタン州のダヤック・カナヤンの人々の文化に由来しています。 Jongganは、ダヤク語で、“ジョゲット踊りや“踊る“を意味します。いくつかの情報によると、Jongganダンスは、1950年代に西カリマンタン州のLandak地区に現れ始めました。このダンスは、もともと、様々なイベントでのダヤクの人々の楽しみとして使用されていました。その後、Jongganは、しばしば、結婚式やレセプションような大きなイベントで披露されるようになりました。

Jongganダンスが演じられる前に、最初にやらなければならない特別な儀式があります。儀式は、Nyangahantと呼ばれ、祈ることを意味します。この儀式は、上演がうまく行くように、神に許可と保護をお願いするために行われます。

Nyangahantは、Bapamangという、あらかじめ用意されている、お供え(おそなえ)の前で、式典の指導者が祈ることで始まります。Jongganは、5人から7人の女性ダンサーが演じます。踊るとき、彼女らは、クバヤ服、パチャ、スカーフを着用します。パチャは、長いバティックの服です。このダンスで使用されている服は、非常にシンプルで、アクセサリーをあまり使用していません。

Jongganは、観客が一緒に踊り、pantunの掛(か)合(あ)をする事ができ、ダンスパフォーマンスの一つですが、pantun=韻(いん)は、提示されたテーマに沿っている必要があります。そのため、このダンスは、インタラクティブでコミュニケーション的なダンスに分類されました。このダンスには、ガドーボンという太鼓、ダウというガムラン、竹笛から成る伝統的な楽器で伴奏されます。

これで、パソナインドネシアを終わります。明日も、他の魅力的なトピックで、またお会いしましょう。

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Endah

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