イランは、11日イスラム革命45周年を記念する式典を行いました。AFP通信によると、エブラヒム・ライシ大統領は同式典で、ガザ戦争でのイスラエルを非難し、同国を国連から追放するよう要求しました。式典のメイン・テーマは、パレスチナの戦いへの支持と、イランではしばしば大悪魔と呼ばれる米国への強い批判、イスラエルでした。1979年に米国の支援を受けたシャー・モハンマド・レザー・パフラヴィーを打倒したイラン革命以来、この地域のイスラム教シーア派主要勢力は、イスラエルならびに米国、英国と極度の敵対関係にあります。パレスチナ過激派組織ハマスによるイスラエル攻撃により、最も血なまぐさい戦争がガザで10月7日に勃発して以来、緊張が高まっており、これがイランが支援する過激派組織と米軍の間での武力行使を引き起こしました。