国連は2月27日火曜日、この地域の悲惨な人道状況を理由に、1月23日以降、ガザ北部に人道支援船団は一つも入っていないと発表しました。アントニオ・グテーレス国連事務総長のステファン・デュジャリック報道官は記者会見で、国連パレスチナ難民機関(UNRWA)が1月23日以降、ガザ地区北部地域に人道支援輸送船団が到着していないことを指摘したと説明しました。ガザ地区に配分される援助額は、大幅に減少しています。ドゥジャリック氏は、追加の入国地点とガザへの安全なルートの必要性を強調し、UNRWAはガザ地区全域の最大220万人のニーズを満たすことができる食料をガザとの国境に備えていると述べました。同氏によると、エジプトでは1万5000トンの食料を積んだ約1000台のトラックの出発の準備が整っているということです。