Tuesday, 05 May 2020 13:15

スマトラのSARIKAYO(サリカヨ)の料理

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Sarikayo Minangkabau Menu Favorit Buka Puasa - MerahPutih

パソナインドネシアです。今日は、スマトラのSARIKAYO(サリカヨ)の料理をご紹介します。

インドネシアでは、様々な種類の断食明けの食事のメニューがあります。その1つは、Sarikayo(サリカヨ)という名前の料理です。この料理は、スマトラの、特にパダンとパレンバンで人気があります。スマトラ島以外の人々は、この料理をスリカヤという名前で知っています。サリカヨは、やわらかな質感で緑色をしていて甘みがあります。サリカヨは、その緑色を作り出す為に、ドラセナやパンダンの葉などの天然染料を使って緑色に染める伝統的な食べ物です。

サリカヨの材料は、ココナッツミルク、卵、砂糖、ドラセナの葉またはパンダンの葉のみです。その作り方は非常に簡単です。ココナッツミルクとドラセナの葉の水を調理してから、溶き卵と砂糖水を入れ、よく混ざるまで かき混ぜます。サリカヨ生地を容器に注ぎ、蒸します。味は、柔らかくて甘です。サリカヨは、通常、もち米と一緒に食べられます。しかし、時間が経つにつれ、多くの人々は、甘みのないパンと一緒に食べるようになりました。かつて、サリカヨは、小鉢に入れて、もち米と分けて食べていました。現在は、より便利なように、サリカヨともち米が一緒に成形されていて、スリカヤもち米が層になっています。スマトラでは、ラマダン月の今、サリカヨを見つけるのは難しくありません。多くの商人がサリカヨを断食明けのスナックとして販売しています。価格は、容器一つにつき10,000ルピアから15,000ルピアまでと かなり安いです。

サリカヨの料理は、スマトラの人々にとって独自の哲学的意味があります。サリカヨの緑色は、自然の繁栄を象徴しています。その名の通り「スリカヤ」は、繁栄をもたらす「稲の女神」を意味します。パレンバンの人々にとって、サリカヨは、いつも、あらゆる伝統的な祭列を補完してきました。サリカヨは常に「カンバン」にあります。「カンバン」とは、パレンバンの慣習祭列の時に並べられる一連の料理の呼び名です。サリカヨのおいしさは、祝い事の主催者にとって、一種の威信にもなります。サリカヨはいつももち米と一緒に出されます。このもち米は、人との付き合いの存続を象徴しているといわれています。粘り気があるもち米は、良好に続くことが望まれる関係に、よく似ています。

これで、パソナインドネシアを終わります。明日も、他の魅力的なトピックで、またお会いしましょう。

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