インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は、世界が今最も恐れているのはパンデミックや戦争ではなく、自然災害の頻度を劇的に増加させる気候変動だと述べました。大統領は、3月2日木曜日にジャカルタで開催された災害管理国家調整会議の開会式の演説で、インドネシアは最も災害に遭いやすい国のトップ 3 に入っていると語りました。大統領によると、インドネシアにおける自然災害の頻度は、2010 年の 1,945 件から 2022 年には 3,544 件へと 81% 増加したということです。したがって、大統領は、自然災害に対処するには準備と警戒が重要だと強調しました。その際、ジョコ・ウィドド大統領は地方政府に対し、開発計画に災害リスクを組み込み、災害が発生しやすい場所を開発対象にすべきではないことを明確にするよう求めました。