東南アジア諸国連合(ASEAN)のカオ・キム・ホーン事務総長は、南シナ海(LCS)の行動規範(CoC)に関する交渉を促進するという地域機構と中国の双方の政治的意志があると述べました。これは火曜日、ジャカルタでの会見でキム氏がかたったものです。 CoC交渉を加速するという合意は、先週の中国とのASEAN外相会議で採択され、会議後に発表された共同声明にも盛り込まれました。キム氏は、交渉加速の合意に加えて、交渉プロセスにおけるその他の進展、すなわち単一CoC交渉草案の第2読会が完了し、その後次のプロセスに進むことにも指摘しました。同氏は、交渉過程において、ASEANは第1に加盟国間で、第2にASEANと中国との間で2つの層で議論を行ったと説明しました。さらに、キム氏は、現在、特に依然として共通の懸案事項を議論するために、作業部会レベルでの会議がさらに増えていると述べました。 7月13日にジャカルタで開催されたASEAN外相と中国共産党中央委員会の外務委員長ワン・イー氏の会談で採択されたものの、CoC交渉加速のためのガイドライン合意に関する詳細は、一般には公開されていません。インドネシアのレトノ・マルスディ外相は声明で、この協定はASEANと中国の関係における重要なマイルストーンであると考えています。