国連安全保障理事会の複数のメンバーは、5月14日火曜日、国際刑事裁判所（ICC）の検察官に対し、ガザ地区での侵略を止めないイスラエルに対し、より毅然とした態度を取るよう要請しました。5月15日水曜日アンタラ通信社が引用したように、リビアのタヘル・M・エルソンニ国連常任代表は、ガザの大虐殺を巡りイスラエル当局者らに逮捕状を発行しなかったICC検察官カリム・アサド・アフマド・カーン氏を批判しました。エルソンニ氏は、ICCがリビアで行っている調査が難しすぎて証拠の入手が困難な場合、パレスチナでのイスラエルの行動の調査に集中するようICCに助言しました。同氏はまた、現在直面している大きな試練は、ICCが独立した中立的な国際機関なのか、それとも特定の利益に従属する機関なのかを示す機会であるとも述べました。したがって、エル・ソンニ氏はICCに対し、断固として行動し、ためらうことなくガザ虐殺の責任者であるイスラエル当局者の逮捕を命令するよう要請しました。
