タイ外務省のニコンデット・ファランクン報道官は10月10日水曜日、ASEAN首脳らはラオスで開催されるASEAN首脳会議でミャンマー危機、ガザ地区の紛争、南シナ海の緊張について話し合うだろうと述べました。ミャンマー危機に関して、首脳らは12月に危機解決協議を開催するタイのイニシアチブを支持することを決定しました。一方、ガザ紛争に関しては、ASEAN首脳らは、二国家解決と紛争の平和的解決を支持するという従来の立場を確認しました。中国とベトナム、中国とフィリピンの間の領有権紛争のさなか、最近非常に緊迫している南シナ海の状況に関して、ファランクン氏は、ASEAN首脳らは当事国に対し、国際法規範、すなわち、1982年に採択された海事法に関する国連海事法条約を履行するよう要請したと述べました。同氏はまた、首脳らはアジア、特に東南アジアにおける世界大国の地政学的紛争の中でのASEANの地位に多大な注意を払ったと述べました。首脳らは、困難な状況においてはASEANの一体性を維持し、ASEAN内の団結と団結を強化することが必要であることに同意しました。首脳会議は10月6日から11日までラオスのビエンチャンで開催されています。