ドイツの経常黒字は昨年5年連続で縮小しました。一方、中国は世界最大の経常黒字国です。データは、Ifo機関による調査によって示されています。データは、コロナウイルス危機によって引き起こされた世界貿易の構造変化を強調しています。これは、医療用保護具と電子機器に対する世界的な需要の高まりが中国の輸出を後押ししたためです。ミュンヘンに本拠を置くイフォー経済研究所は、商品、サービス、投資の流れを測定する中国の経常黒字は、昨年は2倍以上の3,100億ドルに達したと語りました。ドイツの経常黒字は、自動車、機械、設備の需要が主要な輸出市場の多くで減少したため、2020年には2,610億米ドルに縮小しました。日本は3位で、経常黒字は1,580億米ドルです。