ペソナインドネシアです。今日は、中部ジャワ州の料理TEMPE MENDOAN（テンペメンドアン）をご紹介します。
中部ジャワ州のバニュマス県の代表的な食べ物であるテンペメンドアンは、インドネシアの無形文化遺産に正式に指定されています。この決定は、10月29日にジャカルタで開催された2021年のインドネシアの無形文化遺産決定セッション中に、教育文化研究高等教育省を通じて決定されました。このエディションでは、バニュマス県のこの典型的な食べ物についてもっと詳しく知ることをお勧めします。メンドアンという言葉は、バニュマス語、つまり、半分調理された、またはどろどろしたことを意味するメンドに由来します。メンドアンとは、熱い油をたくさん使ってすばやく調理することで、食べ物の中まで完全に火を通さず調理することを意味します。メンドアンの最も一般的な食材は、テンペと豆腐です。しかし、テンペはより頻繁にメンドアンになります。
メンドアンの主な成分は、テンペまたは豆腐、小麦粉、ネギ、ニンニク、ナツメグ、コリアンダー、コショウなどのスパイスです。テンペを揚げる前に、まずテンペを薄いストリップに切り、次に小麦粉に水とスパイスを混ぜ生地を準備します。そして、テンペに生地をつけて揚げます。そのユニークさは、テンペはカラカラになるまで揚げず、そのため水分が残っていて柔らかいということです。美味しくて歯ごたえがあります。メンドアンは、カイエンペッパーまたは醤油やサンバルと一緒に温かいうちに出されます。おかずとして使用できます。または、メンドアンは、朝や夕方にお茶やコーヒーを飲むときにおやつとして楽しむこともできます。
バニュマスエリアでは、メンドアンを見つけるのは難しくありません。プルウォケルトの代表的なホーカーセンターであるプルウォケルトのサワンガン地区では、テンペメンドアンのお土産を購入できます。また、メンドアンは味が良いので、バニュマスエリアの外にも広まりました。テンペメンドアンは、ジャカルタや、中部ジャワの大都市で見つけることができます。価格も比較的安く、1個あたり2,500ルピアから5,000ルピアまでです。
これで、ペソナインドネシアを終わります。明日も、他の素敵なトピックで、またお会いしましょう。
