パソナインドネシアです。今日は、東マンガライのUMBIRO (ウンビロ) 儀式をご紹介します。
東マンガライの人々の90％は、水田と畑の両方を行う農家として働いています。彼らは、自然と共に暮らしています。様々な種類の園芸の植栽に関連するすべてのことは、常に宇宙と創造者である神を尊重する伝統的な儀式が先行します。したがって、東マンガライの人々が、農業に関連する様々な伝統的な儀式を行うのは、当然のことです。その一つは、米が実り始めたときに畑の端で行われるウンビロ儀式です。
ウンビロの儀式は、宇宙、祖先、そして創造主である神に豊かな収穫を提供し、精霊から米を守るように求めるために行われます。ウンビロの儀式は、東マンガライの農家、特にムベンガン村、ラナコロン村、グヌン村、グヌンバル村、その他22の村で常に行われています。これまで、地元の人たちは、田んぼの端でウンビロの儀式を行い、米が実り始める3月に行われます。
ウンビロの儀式は、長い米とその豊富な穀物を宇宙に求める儀式です。現地の言葉では、「"Umbi"」は引くであり、「Ro」は、森に住み、成長するロープの名前です。つまり、この儀式は、綱引きのようなものです。ユニークなことに、ウンビロを行うのは、地元の伝統的な「ソンケ」、ショール、ヘッドバンドに身を包んだ男性と戦う女性です。この儀式が行われると、米に関連する歌も、儀式に伴い歌われます。ウンビロの儀式が田んぼの端で行われる前に、まず、鶏、豚、山羊などの、お供物が自然、祖先、そして創造主である神に捧(ささ)げられます。
これで、パソナインドネシアを終わります。明日も、他の魅力的なトピックで、またお会いしましょう。
