ペソナインドネシアです。今日は、シネマテックインドネシアUMAR ISMAIL（ウスマル・イスマイル）をご紹介します。
インドネシアでは、毎年3月30日がを 国家 映画の日として祝わいます。 3月30日を国家映画の日とするのは、最初、1962年10月11日のインドネシア映画評議会会議によって決定されました。その後、政府は、1999年第25号大統領令を通じて国家映画の日の設立に関する 正式な法律と規制を発行しました。3月30日が選ばれたのは、1950年3月30日、映画「長征」または「血と祈り」としても知られる映画が制作されたためです。ウスマル・イスマイルが製作した この映画は、インドネシアで作られた 初めての映画です。ウマル・イスマイルは後に 国家映画の父に任命されました。国家映画の日を記念して、今回のペソナインドネシアでは、ウスマル・イスマイルの映画センター、またの名を 「シネマテックインドネシアウスマル・イスマイル」について ご紹介します。
シネマテックインドネシアウスマル・イスマイルは、南ジャカルタののクニンガン区画 C-22の ラスナサイド通りにあります。シネマテックインドネシアウスマル・イスマイルは、ジャカルタにある映画アーカイブと映画データの中心です。1975年にMisbach Yusa BiranとAsrul Saniによって設立され、ここは 東南アジアで最初の、インドネシアで唯一の映画アーカイブです。シネマテックでは、2,750を超えるセルロイドフィルム、およびその他の何千ものフィルムをアナログテープ、磁気テープ、およびデジタル形式で保存しています。映画コレクションのほとんどは インドネシア映画で、長編映画、ドキュメンタリー、短編映画 などです。また、脚本や映画のドキュメント、歴史的な映画機材など、参考図書を保存しています。この建物には専用の映画保管室があります。室温は5〜7℃、湿度は40〜60％で、セルロイドテープ素材の映画を 良い状態で保存するためです。
シネマテックインドネシアウスマル・イスマイルを訪問すると、Sinematek Indonesiaの職員がセルロイドテープをきれいにしたり、映画テープの接続をチェックすることで 映画をどのように保護しているかを見ることができます。映画保管室は建物の地下にあります。こちたの映画は、特別な部屋で個人が見ることもできます。一方、大勢が視聴をする映画のためには、一階にシネマホールがあります。このホールの収容人数は4,500人で デジタルシネマパックの設備が整っています。映画保管室のほかにも、映画の状態をチェックする部屋があり、さまざまな時代のさまざまな映画ポスターや古い映画編集機も見ることができます。
この建物の4階は、シネマテックインドネシアのオフィスとして機能し、5階は図書館としてまた 映画の製作プロセスから上映まで、映画の世界に関するさまざまな情報を含む教育の場としても機能しています。ここには、映画を作るために使用される色々なカメラもありますし映画の歴史に関連する切り抜きや本を読むこともできます。シネマテックインドネシアの図書館は、毎週月曜日から金曜日の午前9時から午後4時まで一般に公開されています。
これで、ペソナインドネシアを終わります。明日も、他の素敵なトピックで、またお会いしましょう。
