ペソナインドネシアです。今日は、北スラウェシ州のKABASARAN（カバサラン）ダンスをご紹介います。
カバサランダンスは、ミナハサ族の伝統舞踊です。「カバサラン」という言葉は、雄鶏を意味する「ワサル」という言葉から来ています。ダンサーは「カワサラン」と呼ばれ、2羽の雄鶏の動きを模倣して踊ることを意味します。「カワサラン」という言葉は、後に「カワサル・ニ・サリアン」という2つの言葉を組み合わせた「カバサラン」に発展しました。「カワサル」はダンスの動きに付随して従うことを意味し、「サリアン」は、伝統的なミナハサの戦士のダンスを率いる戦争のリーダーです。その後、マナド語のマレー語の発達により、文字「W」が「B」に変更され、単語が「カバサラン」に変更されました。
カバサランダンスの動きは、非常にエネルギッシュで、戦争兵士の精神を象徴しています。カバサランダンスの動きは、Tomboluと呼ばれるパフォーマンスリーダーによって率いられています。一般的に、カバサランダンスの基本的な構造は、サンティという9つの剣の動きまたはウェンコウという9つの槍の動きで構成されています。彼らは代々受け継がれてきた刀を持って踊りました。
このダンスは、一般的に3幕で構成されています。まず、競争することを意味する「サカ」と、追いかけてジャンプすることを意味する「レレ」という言葉に由来する「チャカレレ」です。第2ラウンドは、「クモヤック」と呼ばれ、「コヤック」という言葉から来ています。これは、鋭い剣を振って、戦うときに怒りから落ち着くという意味です。そして最後にララヤアンです。このセクションでは、ダンサーは自由にそして楽しく踊ります。現在の開発では、このダンスは、成人男性だけでなく、女性と子供によっても演じられます。
カバサランダンスは、太鼓や小さなゴング、そしてゴングなどの他の打楽器の音を伴います。赤いシャツやズボンに加えて使用される服は、コケラ、パソロンガン、ティノントン、パトラと呼ばれるミナハサの織物も使用しています。ダンサーは布を使うだけでなく、カバサランの帽子もかぶっています。オリジナルのカバサランの帽子は、オンドリの羽、タオンの鳥の羽、センドラワシの鳥で飾られたヘッドバンドの布で作られています。また、カヌーカヌーやティウォホの花の茎の装飾もあります。使用される他の装飾品は、レイレイというネックレス、ウォンクルという足のふくらはぎを覆う、レレンゲエンという真鍮製のベルであり、簡単でアクティブな体の部分を結ぶことによって着用されます。通常は膝の下または足首で結ばれます。
これで、ペソナインドネシアを終わります。明日も、他素敵なトピックで、またお会いしましょう。
