レトノ・マルスディ外相は、ガザ情勢を議論する国連安全保障理事会の公開討論会に出席するため米国ニューヨークを訪れています。公開討論会でインドネシアは、イスラエルとパレスチナ間の戦争に関する決議案を提出できなかった国連安全保障理事会に失望を表明しました。これは、10月25日水曜日にジャカルタで受け取った声明で、レトノ・マルスディ外相がかたったものです。レトノ・マルスディ外相によると、国連安全保障理事会内の意見の相違と拒否権が、戦争を止めるための措置をただちに講じようとする国連安全保障理事会の取り組みを妨げているということです。
インドネシアの声明は、国連安全保障理事会の取り組みに対するインドネシアの失望を反映しています。現在まで、国連安全保障理事会は、ガザ地区の情勢に対処し、暴力を阻止し、人道援助の安全な配布を確保するための決議案を提出できていません。意見の相違や拒否権も、国連安全保障理事会の活動を妨げています。
イスラエルとパレスチナ間の戦争に関する国連安全保障理事会による決議がまだ提出されていないことを考慮し、インドネシアは多くの国とともに、国連総会の緊急特別総会の開催を求めています。レトノ・マルスディ外相は、現地時間10月26日木曜日に開催されるこの会議にも出席すると説明しました。