フランス出身で域内市場の管理を担当する欧州委員ティエリー・ブルトン氏は、9月16日月曜日ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員長との意見の相違を理由に辞任しました。ブルトン氏は、2019年から欧州委員を務めています。エリゼ宮殿は声明で、近く辞任するステファン・セジュルヌ外相は、ブルトン氏の後任としてフランスの欧州委員候補となると明らかにしました。スロベニアも先週、当初の候補者トマズ・ヴェゼル氏が辞退したことを受け、新たな欧州委員会委員候補者を推薦しました。ヴェゼル氏は、欧州委員会の運営方法に関するフォンデアライエン委員長のビジョンとの矛盾を挙げました。