ペソナインドネシアの時間です。今日は、南スマトラ州のBesemah伝統的な家をご紹介します。
インドネシアの島々には、昔から、様々な民族の先住民族が住んでいました。ですから、インドネシアに、様々な文字や言語、伝統的な服、そして伝統的な家があるのは、驚くことではありません。その様々な文化の中で、伝統的な家は、部族の文化を描き出す最も重要な指標です。Besemah伝統的な家は、Baghiの家とも呼ばれ、何百年も前からBesemah族の人々の先祖が使っていた伝統的な家です。
このタイプの家は、Tatahan と Ghilapanの2つに分けられます。Tatahanが意味するのは、家の一部、特に彫刻が施されている壁です。一方、Ghilapanは、普通の壁に囲まれています。Tatahanの家と Ghilapanの家のサイズは、同じで、8 x 8メートルです。この伝統的な家の内部は、仕切りのない1つの広々とした部屋で構成されています。しかし、一部の家は、時代の流れに沿って、部屋を隔てる壁を作り始めています。一方、pawunと呼ばれる台所の部分は、別に建てられます。
Baghiの家の建設は、非常にユニークです。家の部分をまとめるために、釘を使いません。結びつける必要がある部分があっても、籐が補強材として使われます。同様に、柱も地面に埋め込まれていません。これらの柱は、石造りの基盤によって立っています。古い建造物では、1つの柱に3つの石が、トライアングルポジションで使用されました。Dempo山に近いPagaralamでは、その歴史を通して、Baghiの家は、その地域が地震で頻繁に襲われても、決して倒壊したり損傷を受けたことがありません。
これで、ペソナインドネシアを終わります。明日も、他の魅力的なトピックで、またお会いしましょう。