カリブ海のセントビンセント島にあるラスフリエール火山が噴火し、175キロ離れたバルバドス島にまで火山灰(かざんばい)の雨が降りました。4月12日月曜日にAFPが報道したように、火山噴火は、4月9日金曜日から発生しています。噴火で 火山灰が 上空 6キロメートルまで 吐き出されました。カリブ海 災害管理局は、セントビンセントおよびバルバドスの住民に、灰の雨を避けるために屋内にとどまるように求めました。ラ・スフリエール山の噴火では、厚い灰の雨が セントビンセントおよびバルバドスの多くの地域を 包み、地元の道路は 火山灰が積もり閉鎖されています。火山灰の雨は視界を非常に制限します。現在、1万6千人もの住民が より安全な場所に避難したと報告されています。硫黄の強い匂いは 首都キングスタウンにまで漂っています。セントビンセントのラルフゴンサルベス首相は、噴火の影響を受けたほとんどの地域で 清潔な水のネットワークが一時的に停止されたと述べました。