Tuesday, 22 August 2023 09:05

マルク州の伝統的な服TANIMBAR

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パソナインドネシアです。今日は、マルク州の伝統的な服TANIMBARをご紹介します。

ジョコ・ウィドド大統領は816日、スナヤンの 議会 複合施設で 行われた国民協議会(MPR)の年次総会と国会(DPR)と地方議会(DPD)の合同総会に出席した際、マルク州タニンバル族の伝統的な紳士服を着用しました。頭には 鳥(ソマレー)の飾りが付いた サルヤク・ウケというターバンを巻き、シャツ、長ンにブラナスカーフという織物を たすき掛けにし、同じく織物で作られた幅広のベルトを身につけました。アクセサリーは、マムアトと呼ばれるネックレスでした。 大統領首席補佐官代理のアベドネゴ・タリガン氏によると、大統領がタニンバル族の伝統的な紳士服を選んだのは、マルク州タニンバル族の文化と衣服をインドネシア国家の最高のステージに引き上げたいという情熱があるからだということです。

タニンバルの伝統的な紳士服の後には、タニンバルの人々の文化的アイデンティティ、精神性、価値観に関連した哲学があります。例えば、ジョコ・ウィドド大統領が着用した織物のモチーフには特別な意味があります。織物のタマタのモチーフは、人間の尊厳と価値を象徴しています。また、男性の完璧さを示す女性の立場の重要性を象徴するキルンローンという花のモチーフもあります。ネックレスのようなアクセサリーは、マムアトと呼ばれ人生を誓う固い意味が込められています。 また、鳥、(ソマレー)の飾りがついたクルヤク・ウケという ターバンにも特別な意味があります。アクセサリーは 男性が背負う責任を象徴します。

タニンバル族の伝統的な紳士服に対する大統領の関心は、202291日にマルク州タニンバル諸島県のサウムラキを視察訪問した時に既に伝えられました。その訪問で 大統領は、住民から素晴らしい歓迎を受けました。ジョコ・ウィドド大統領はタニンバルを訪問した2人目の大統領でもあります。最初に訪問した大統領は1958年のスカルノ大統領でした。ジョコ・ウィドド大統領が着用したタニンバル族の伝統的な紳士服は、マルク州政府によって入手され、準備されたものです。

これで、パソナインドネシアを終わります。明日も、他の素敵なトピックで、またお会いしましょう。

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