パソナインドネシアです。今日は、東カリマンタン州の料理BEKEPORライスをご紹介します。
東カリマンタン州クタイを旅行する際は、名物料理であるベケポル・ライスをぜひ味わってみてください。このおいしい料理は、かつては貴族や王の料理として知られていました。当時、ベケポル・ライスは、クタイ国王が来賓の訪問を受けた際によく出される特別メニューでした。クタイ語では、「ベケポル」は「移動する」または「回転する」を意味します。薪ストーブで炊き、均一に火が通るように回転させながらかき混ぜるため、ベケポーライスと呼ばれています。
ベケポル・ライスは、大きな水差しまたは大釜(かま)で、半炊きの米にバジルの葉、唐辛子、ライムジュース、植物油、塩漬けの魚の切り身などを混ぜて薪炭で調理します。ベケポル・ライスは、まだふっくらしていますが、さまざまなスパイスが混ぜられ、油が加えられているため、色は少し薄く油っぽいです。スパイスの香りが食欲をそそる風味豊かな味わいです。
ベケポル・ライスは通常、醤油で味付けした肉、ナスのダヤック玉ねぎ添え、ジェラワット魚(コイ科の淡水魚)、魚の頭とサツマイモと一緒に調理したガンガン・タアサム・クカール、典型的な東カリマンタンの揚げサンバルであるゲンス・ルアンなど、いくつかの補完的なおかずと一緒に食べられます。サンバル・ラジャはベケポル・ライスを食べるのに最適な付け合わせであることを忘れないでください。実はこのサンバルは、揚げナスサンバル、長豆、ニラ、ゆで卵、ハルアン魚(雷魚)、ゆでエビ、クウェニマンゴーの6種類のサンバルを混ぜ合わせて作られているのです。ベケポル・ライスは、クタイのレストランで一皿あたり約 25,000 ~ 30,000 ルピアの価格で販売されています。
これで、パソナインドネシアを終わります。明日も、他の素敵なトピックで、またお会いしましょう。