ペソナインドネシアです。今日は、南東スラウェシ州のHAROANAの儀式をご紹介します。
バウバウは、南東スラウェシ州ブトン島の都市です。その戦略的な位置により、バウバウは国内の海運ラインで重要な役割を果たし、特に貿易およびサービス部門における人口活動の中心として発展しています。バウバウには、豊富な水産物を使った海洋活動も多数あります。
主に漁師として生計を立てるバウバウ市の人々は、自然に海に依存しています。地元の住民に、海に関連する様々な伝統的な儀式があるのも不思議ではありません。その1つは、ハロアナアンダラ儀式という伝統的な海の饗宴です。この儀式は、海から得られる神の恵みが豊富なバウバウ市、Bone-Boneの漁師の感謝祭です。また、海にいる間に漁の豊かな収穫を増やす神への祈りでもあります。
ハロアナアンダラの儀式が行われるとき、バウバウ市バトゥポアロ地区のBone-Bone村の漁師は、海辺に集まります。儀式は、地元の伝統的な長老が率いる祈りとマントラの朗読(ろうどく)から始まります。祈りの音読の後、何人かの若者が約3メートルの大きさのいくつかの竹の棒で作られた小さないかだを持ち上げます。いかだの中には、もち米、いくつかのタバコ、焼き魚、何種類かの伝統的なケーキ、雄鶏と雌鶏の2羽の鶏など、様々な種類の食べ物があります。その後、いかだは、2つの小さなボートに持ち上げられ、すぐに海の真ん中に持ち出され、漁船に乗った人々が続きます。海の真ん中に到着した後、人々は、海へいかだを投げ入れます。
いかだを投げ入れた後、Bone-boneの村人は、中部ブトン県、ラクド地区、ワラ村にある古い墓を訪れます。その古い墓は、南スラウェシ州のBone-bone県の漁師であるアンディ・ママジュの墓です。彼は、Bone-boneの村人に魚釣りを教えた最初の人として知られています。祈った後、人々は、それぞれの家に戻ります。数百年前に行われたこの儀式は、地元の習慣を守るために、また文化観光の場としてBone-boneの村人によってまだ開催されています。
これで、ペソナインドネシアを終わります。明日も、他の魅力的なトピックで、またお会いしましょう。